Athlon200ge+Radeon RX560の組み合わせを試してみた。

コンピュータ

はじめに

MSI Radeon RX560 AERO ITX 4G OCを購入しましたのでAthlon200ge+A320と組み合わせでベンチマークテストをしてみました。

このグラフィックカードの特徴はショートサイズ(約155mm)でFanが一つだけで、かなりコンパクトです。PCI-Express x 16スロットからFanのカバーが10mmほどはみ出る程度のサイズで、マザーボードの実装ポートなどに干渉しにくい作りになっています。
スロットは2スロット占有します。マイクロATXのマザーボード(ASRock A320M-HDV)に刺した場合、PCI-Express x 16 上部の x 1が一つ空きがあり、下部のIOパネル用のコネクタなどには干渉しない配置になっています。

逆に、このマザーボードはPCI-Express x16の延長上にSATAポートがありますのでフルサイズのグラフィックカードでは配線に干渉しそうですので、ショートサイズのグラフィックカードはベストな選択だと思います。

出力ポートはDVI、HDMI、DisplayPort、の3系統で1スロット分に並んで配置されています。もう一つのスロットは廃熱用のスリットでMSIの形で穴があります。

構成

マザーボード
ASRock A320M-HDV
CPU
AMD Athlon 200ge
メモリー
DDR-2666 8G(4G x 2)
ストレージ
PLEXTOR PX-128M6G-2280
ケース
Thermaltake Versa H18
電源
玄人志向 KRPW-L5-400W/80+
OS
Windows10Home(64bitパケージ版)

消費電力

電源OFF
2W(0W)
アイドル
46W(+14W)
負荷時(FFXV)
133W

()内はビデオカード無し(内蔵GPU)との比較

GPU温度

アイドル
27℃
負荷状態
68℃

(室内温度22.3℃)

ベンチマークテスト

CHINEBENCH R15

OpenGL
78.82fps(+44.11fps)
CPU
344cb
SingleCore
127cb

()内はビデオカード無し(内蔵GPU)との比較

エクスペリエンスインデックス

プロセッサ
8.9
メモリ
8.9
グラフィックス
8.3(+0.3)
ゲーム用グラフィック
9.9(0)
プライマリハードディスク
8.1

3DMark06

SCORE
21268(+9906)
SM2.0
8875(+4419)
HDR/SM3.0
11849(+7066)
CPU
4224(60)

VRMark

OrangeRoom
3298(+2612)

ドラゴンクエストX

グラフィック設定
標準品質
解像度
1280×720
表示方法
ウィンドウ
評価
すごく快適(すごく快適)
スコア
14838(+3646)

ファイナルファンタジーXV

グラフィック設定
標準品質
解像度
1920×1080
表示方法
ウィンドウ
評価
やや重(動作困難)
スコア
2859(+2179)

まとめ

コンパクトにまとめられたショートサイズのグラフィックカードとマイクロATXサイズのマザーボードとの組み合わせはベストマッチだと思います。
性能と値段的にはGeForce GTX1050Tiあたりとの比較となりますが、エントリークラスのAMD製品でCPUとGPUをそろえたい人向けの商品だと思います。

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