従業員持株会について。その2

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新入社員への持株会の募集を首尾よく完了したT君と84の会話。

T君:84さんの話は理解しましたが、やっぱり持株会の口数を増やしたいんですけど。

84:なんかあったの?

T君:新入社員の募集は上手く説明出来て、全員加入してもらったんですよ。

84:良かったじゃない。

T君:それで、募集した時に新入社員から自分は何口やっているか聞かれたんですよ。

T君:あと、同期のやつで3口やっている奴がいるんですよ。

T君:やっぱり持株会担当としては、びしっと30口加入しておかないと格好がつかないかと。

84:投資してではなく別な理由で口数を増やすなら止めないけど。

T君:あと在職中は退会出来ないけど100株単位で売却出来るそうじゃないですか。

84:一部引出制度のこと?うちの会社の持株会の場合100株以上株数が貯まると持株会から自分の証券会社口座に株を移管することが出来る制度があるけど。

T君:それです。今の親会社の株価水準が1600円ですから30口やれば年に200株ぐらい貯まりますよね。

84:ボーナス時の積み立てが給与の3倍に成るから年間300株ぐらいになると思う。

T君:短い期間で100株をためてすぐ売れば株価下落のリスクは下がりますよね。

84:それはなんとも言えない。

T君:そもそも持株会の口数変更は半年に1回しか出来ないのは何故ですかね?随時変更出来ても良さそうですけど。

84:それは「ドルコスト法」という前回はなしたリスク分散の方法を採用している為だよ。

T君:リスク分散というと卵を同じかごに盛ってはいけないってやつでしたか?

84:そうドルコスト法は銘柄分散ではなく時間的に分散する手法

T君:時間で分散するとどうなるんですか?

84:株を同じ金額で一定期間ごとに買い付する場合、株価が安ければ沢山株が購入することができるし株価が高ければ所有する株の価値が上がり資産が増える。

T君:なんかいいことづくめに聞こえますね。

84:あと、売買は自動的に実行されるので、株価を見ながら売買する普通の株式投資と違って、株価の高低に振り回されることなく心安らかに安定した投資が出来るメリットもある。

84:というわけで、短期間で購入金額を変えるとドルコスト法の効果が薄くなるから持株会の口数変更は半年に1回なんだと思うよ。

T君:なるほど。

84:ただ自分が思うに、T君が考えている短期で売り抜ける手法と持株会のドルコスト法は相いれないと思うよ。

84:ドルコスト法は長期投資で買い付け平均を下げること。極端な話、買い付けしている最中は株価が低い方が好ましく、売却時のみ買い付け平均を超えていれば利益が出ます。

84:大きな利益を目指すと言うよりは、長期間で損が出にくい投資法と言えます。

T君:そういう投資法なんですね。短期に投資枠の限界まで投資するような手法では無いというわけですね。

84:そうだね。でも毎月給与が足りないと言っていたけど30口(3万円)なんて投資出来るの?

T君:いや、実は親会社のIRって部署の人間と仲良くなって・・・

84:みなまで言うな。それはだめ。

T君:鉄板な情報源じゃないですか。

84:あからさまなインサイダー情報だよ。

T君:ありゃ、これがインサイダー取引ってやつですか。株の必勝法を見つけたと思ったんですけど。

84:知っている人間のみが確実にもうかる情報なんてフェアじゃないでしょ。

T君:法律違反は良くないので、やっぱり同業他社のY社の株を買うことにします。

84:前回と同じ落ちだけど。

T君:前回は同業他社のK社だったんですけど、ここ上場してないみたいなんで。

84:あーそう、株の勉強したんだね。でも、T君が身につけるべきなのは愛社精神とか社会倫理とかじゃないかな?

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