3.5インチHDDは意外と遅くないと気が付く

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メインPCのHDDからSSDへの置き換えが完了して大分時間が経過しました。ファイルのバックアップ用に3.5インチHDDを接続していたのですが、そちらを動画作成用のプロジェクトフォルダとして使ってみました。

極端に遅くなってしまい、SSDの速度になれた体には耐えられないのでは?と思ったのですが、使ってみると意外と使えてしまいます。
確かに体感できるレベルで遅さを感じますが、我慢を強いるレベルでは無く、個人的には実用的に全く問題ないと感じました。

ファイルの検索などの速度はHDDと比べてSSDが圧倒的に速いのですが、検索が必要ないケースにおいてそれほど大きな違いは感じません。あとは転送速度においても、比較的小さなファイルの場合、読み込み時間が短いのとキャッシュが利いてくれるためか、数個ののファイルを読み書きするぐらいであれば体感はそれほど違いを感じません。ファイルサイズ大きな場合シーケンシャル性能の差が大きく影響しますが、HDDは100~200MB/sくらいが実測ですが、DRAMキャッシュが切れた安価なSSDはその数値を下回ることも結構あります。比べる相手が悪いのかもしれませんが、バックアップファイルの保存場所以外にもHDDが使える状況は多いのではないかと感じました。

機械学習の学習データや生成されたモデルファイルなどストレージの容量を圧迫する巨大なファイルが増えてきたので、容量当たりの単価が優秀なHDDが見直される時期が到来しました。(個人的に)

3.5インチHDDの難点は沢山所有するとかさばる点と重たいので多数PCケースに組み込むとPCの作業をする気がなえる点にあります。机を移動する要領で、HDDを引出式にして、外部から抜き差し出来るような機構が役に立ちます。現行多くのPCケースには存在しない5インチベイが日の目をみる日も来るかもしれません。

安価なSSDを買うのであればHDDを購入した方がメリットが大きいと思います。

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