多量の計算式を含む巨大なワークシートで1つのセルの値を変更するだけで再計算処理で入力待ちが発生する場合があります。そのような場合、再計算の設定を手動にするとセルの変更で再計算が発生しない為、入力待ちをすることなく編集すること出来ます。
計算方法の設定をキーボードで変更するショートカット
- 自動
- Alt+M⇒X⇒A
- 手動
- Alt+M⇒X⇒M
- 再計算実行(Book全体)
- F9
- シート再計算
- Shift+F9
この方法は再計算を停止するのでシートの編集後、手動で再計算を実行する必要があります。
また、「手動」はデフォルト設定では無いので、他人と共同でつかうbookの場合デフォルト設定の「自動」にもどして保存しておいた方が無難です。
bookを開く⇒手動に変更⇒bookの編集⇒自動に変更⇒bookを保存
感想
この方法は、再計算を後でまとめて実行するための手法で、当然ですが再計算がなくなるわけではありません。
自分が作成したワークシートでこの機能が必要とされる場合、入力待ちが発生しないようにワークシートの設計を見直した方が良いかもしれません。または、そもそもエクセルで作るべき案件で無いかもしれないので、別のソリューションを検討するべきなのかもしれません。
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