オープンソース系のソフトで動画出力部分にffmpegが使われている場合が多いのですが、最近とあるアプリケーションで動画を書き出した所、イベントログにffmpeg.exeがクラッシュした旨ログが出力されていることがありました。
.AVIでは成功しますが.mp4や.webmだと失敗します。
コーデックの問題かと思い色々なオプションを変更したところ、動画ファイルサイズ0だったり、そうで無い場合再生ソフトでは再生されるが、他のアプリケーションで動画の素材にすると読み込めない、壊れた動画ファイルが出来上がったりと安定しません。
たちの悪いことに同じセッティングで別動画では成功する場合もあるので、全面的にセッティング悪いわけでもなさそうです。
過去にも同様な事例に遭遇した記憶があり、記憶を掘り返してみると、mp4形式の動画の幅や高さを奇数に設定すると起きる現象に似ています。
早速出力している動画の幅と高さを見てみると、奇数の数値が設定されており、偶数に変更したところ正常な動画ファイルが作成されるようになりました。
アプリケーションソフトによっては幅や高さに奇数を設定すると警告される場合がありますが、そうでない場合もありますので、動画の幅や高さを偶数にする癖をつけておいた方が良さそうです。
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