ミドルクラスのCPUとクーリングシステムを考える

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現在利用しているRyzen7 5700X搭載されたPCで、とあるトラブルと遭遇し久々にPCケースをあける機会がありました。

Mini-ATX用のケースは内部が狭く作業スペース確保のため空冷のCPUクーラーを取り外すことに成りました。

作業はつつがなく終わり、CPUクーラーを取り付ける際、それまで静音重視のFAN1個から通常タイプのFANを2個に交換することにしました。

中古のファンだったため軸音が聞こえてきて取り付けてはみましたが、早々に交換した方が良さそうな感じがします。

ChineBenchR23でCPUに負荷をかけてグリスをなじませながら最大温度を確認してみました。

冬場で部屋の温度が低いこともありますが(PC設置場所は多分10度以下)、最大で50度後半といった結果でした。

型番やメーカーは不明なのですが、虎徹Mark3やDeepCoolのAK400ぐらいの安価なモデルです。

そのようなCPUクーラーでも十分に冷やせて、まだ熱的に余裕があるという結果になります。

結果がちょっと怪しいのでRyzen Masterというソフトウェアを使って簡易でオーバークロックしてみたところ、最大温度が80度代まで跳ね上がりました。オーバークロックを解除して通常のクロックに戻すと最大温度が50度代に戻るところから、CPUの発熱量に対してCPUクーラーの冷却能力が勝っていると考えられます。

Ryzen5 5700Xは8コア16スレッドのCPUで、個人的には十分すぎるスペックだと思うのですが、空冷のCPUクーラーで十分冷やすことが出来るので、とても扱いやすいと思います。

最近ピラーレスで内部が良く見えるPCケースが販売されていて、簡易水冷のCPUクーラーを組み込むと、見栄えが良くなります。そのような構成が主流だとすると試してみたい気持ちもありますが、構成するCPUやGPUがミドルクラスだとオーバースペックになりそうな感じがします。

能力的には十分ですが、FANの軸音が気になるのでAK400か虎徹Mark3あたりと交換を行いたいと思います。

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