ざっくりした使ったお金を帳簿に付けることで使い過ぎを戒めることが目的です。
入力する項目は日付、金額、備考だけにしています。フォームで入力した内容はスプレッドシートに入力されるので、簡単な計算式で月合計などを集計することが出来ます。
基本的に支出(使ったお金)のみの管理ですが収入や予算の金額を符号を反転してセットすることで予算や収支の管理をする使い方も出来ます。
作り方
1.WebブラウザからGoogleドライブを開き、左上の「+新規」→「Googleフォーム」をクリック
2.新しいタブで「無題フォーム」が開かれる。
・タイトルを「無題フォーム」から「お小遣い帳」へ変更
・質問を「日付」に変更、必須に変更
・「+」ボタンで質問を追加
・質問「金額」を作成
・「+」ボタンで質問を追加
・質問「備考」を作成
3.項目の編集が完了したら、右上の「送信」をクリック
4.スマートフォンでメールを受信しフォームに入力する。
以降もこのフォームを使うのでデスクトップなどに表示しておくと便利です。
5.Webブラウザで回答のタブをクリック。
スマートフォンで入力した内容が反映されいることを確認します。
次に「スプレッドシートにリンク」をクリックします。
6.回答内容のスプレッドが作成されます。
7.シートを追加し月計の計算式を入力します。
・A列に2023/04/01から1月ごとの日付をセット。表示形式で西暦/月のみ表示に指定。
・B列に月ごとの合計の計算式をセット。
B3の内容
=sumif('フォームの回答 1'!B:B,"<"&A4,'フォームの回答 1'!C:C)-sumif('フォームの回答 1'!B:B,"<"&A3,'フォームの回答 1'!C:C)
以下必要分だけB列に同様な計算式をセットする。
感想
簡易のお小遣い帳が出来ました。このネタのオリジナルはどこかの海外のブログ記事(の日本語訳)だったと記憶していますが、Googleフォームでこんなことが出来るのかと感動したことを覚えています。その当時の記憶を元に現在のGoogleフォームを触ってみましたが、比較的簡単に作成することが出来ました。
実用的に入力項目が多いと長続きしないので、なるべく項目を少なくしてみましたが、フォームのエントリー日時を使えば日付も省くことが出来ることに後から気が付きました。
スプレッドによる集計も、簡単に月計のみにしてあります。事前に数十カ月分の計算式をセットしておけば、後はお金を使った都度フォームの入力し、たまにスプレッドシートで月計をチェックするだけで済みます。
月計の計算式は、あまり良い方法が思いつかなかったのですが、前月までの合計と当月までの合計の差額で月計を求めています。あらかじめ年月のセルをセットしておくと該当年月で集計されるはずです。エントリー件数が多くなると動作が重くなると思われますが、スプレッドシートなのでそのあたりは仕方が無いと思います。個人で行うエントリー量ぐらいでは動作が重くなることは無いであろうと考えております。
以上
追記2023412
集計の計算式をQUERY関数で置きかえることが出来そうです。
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