Windows11でQtをインストールしましたので、その記録になります。
インストール手順
以下のサイトからインストーラーをダウンロード
https://www.qt.io/download-dev
Community UserのExplore Qt Community Editionをクリック
Download the Qt Online Installerをクリック
Windows x64をクリック⇒Qt Online Installer for Windows(x64)をクリック
ダウンロードされたファイル名⇒実行
qt-online-installer-windows-x64-4.8.1.exe
Qtアカウントは作成済み
規約と個人利用にチェック
無効
カスタムインストール
インストール先C:\Qt
Qt 6.8.1とMinGW 13.1.0 64-bitにチェック
licenceにチェック
時間がかかる場合があります。この時は4時間ぐらいかかりました。
QtCreatorでコンソールプロジェクトの作成
QtCreatorの動作確認のためコンソールプロジェクトを新規作成します。
メニュー⇒ファイル⇒NewProject
Qtコンソールアプリケーション
名前をセット
ソースコード
#include <QCoreApplication>
int main(int argc, char *argv[])
{
QCoreApplication a(argc, argv);
// Set up code that uses the Qt event loop here.
// Call a.quit() or a.exit() to quit the application.
// A not very useful example would be including
// #include <QTimer>
// near the top of the file and calling
// QTimer::singleShot(5000, &a, &QCoreApplication::quit);
// which quits the application after 5 seconds.
// If you do not need a running Qt event loop, remove the call
// to a.exec() or use the Non-Qt Plain C++ Application template.
QTextStream out(stdout);
out << "Hello" << Qt::endl;
return a.exec();
}
実行
左下方の緑色の右三角アイコンを押して実行
結果
23:47:48: C:\Users\karet\Documents\hello\build\Desktop_Qt_6_8_1_llvm_mingw_64_bit-Debug\debug\hello.exe を起動中...
HelloQtCreatorでウィジェット(GUI)プロジェクトの作成
デザイン(mainwindow.ui)を変更
Labelを追加
F5キーを押し実行
感想
以前Windows11内でmsys2のmingw64でQtをインストールしていましたが、いつの間にか動作不能になっていました。
再度インストールし直してみてもQtCreatorからQt6やQt5のキットが見つからない現象が発生します。
しかたが無いのでWebサイトからインストーラーをダウンロードしてインストールしてみました。これだとQtのバージョンが6のみになってしまいます。
Lubuntuではapt、インストーラーいずれもインストール失敗してしまいます。（インストールは成功するがビルド出来ない）いずれもQtCreatorの設定の問題だと思われます。
プログラミング環境のインストールに不安があると、それらを使って作成したソフトの不具合がプログラムが悪いのか環境が悪いのか迷います。IDEのプログラミング環境は便利なのですが、設定が難しく、デフォルトで動作してくれることを期待したいところです。開発のターゲットのプラットフォームがスマートフォンだったりすると、エミュレーターの設定などもありますのでさらにハードルが上がります。そのような点を考えるとスクリプト言語+テキストエデッタあたりが比較的導入しやすい感じがします。
追記20250116:
さぁがんばってC++を勉強しよう。
コメント