GeForce RTX3070とWaifu2x

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Nvidia GeForce RTX3070を入手しましたのでWaifu2xの拡大処理時間を計測してみたいと思います。

事前情報でRTX3060Tiが前世代のハイエンドを超える性能を発揮するとのことですのでRTX3070であればさらに期待が持てます。

対象画像:サイトロゴ
オプション:
waifu2x-converter-cpp -t 1 -f png --noise-level 3 --scale-ratio 4 -m noise-scale

プロセッサ変換時間(秒)
CPU: Intel(R) Celeron(R) CPU 3965U @ 2.20GHz(Win10)670.023
Intel(R) Core(TM) i5-7500 CPU @ 3.40GHz(Ubuntu)509.304
OpenCL: Intel(R) HD Graphics 610(Win10)238.497
AMD Ryzen 5 1400 Quad-Core Processor(Ubuntu)80.444
AMD Ryzen 5 2400G with Radeon Vega Graphics(Ubuntu)75.327
CPU: AMD Ryzen 5 3600 6-Core Processor(Win10)36.114
CPU: Intel(R) Core(TM) i3-9100F CPU @ 3.60GHz(Ubuntu)35.166
Radeon RX 560(Ubuntu)27.945
CUDA: GeForce GTX 1650(Win10)8.447
OpenCL: GeForce GTX 1070 Ti(Ubuntu)7.083
CUDA: GeForce GTX 1070 Ti(Ubuntu)6.678
CUDA: GeForce RTX 2070 SUPER(Win10)4.695
OpenCL: GeForce RTX 2070 SUPER(Win10)4.683
CUDA: GeForce RTX 3070(Win10)3.738
OpenCL: GeForce RTX 3070(Win10)3.950

前回まで我が家最速のRTX2070 Superに対し性能向上が確認出来ます。RTX2070SuperのCUDAコア数が2560コアに対しRTX3070のCUDAコア数は5888コアと2倍強ですので、Waifu2xの処理速度が半分ぐらいになることを期待しましたが、80%程度という結果になりました。
残念ながら期待したほどではなかったのですが、対象とする画像が小さすぎるのでCUDAコアを使い切れていないような気もします。

今回購入した製品はZOTAC製なのですがOCモデルでないためかボードのサイズがかなりコンパクトで、厚みは2スロットぐらいに見えます。
直近まで使っていたRTX2070SuperがMicro-ATXサイズのマザーボードからはみ出すのでオーバーサイズな感じでしたが、RTX3070の場合を組んだ感じ、マザーボードの基盤内に収まりかつ他スロットへの干渉も無いので、ケース内がとてもすっきりした感じます。ミニタワーケースに収めるにはちょうど良いサイズ感だと思います。
冷却用の電動ファンは2個ついていますが、ケースに収めたところ動作音は聞こえませんでした。ZOTACの製品がそうなのか、RTX3070そのものがそうなのかは知りませんが、処理能力を確保しながら発熱が少ない設計になっていることが想像できます。

お値段は結構高いと感じます。お金で時間を買うことが出来ると考えると、それが高いと考えるか安いと考えるかは人それぞれです。自分の時給を考えると、このお値段を正当化するにはかなり厳しい金額な点が悩ましいところです。とはいえ入手したからには使い倒してあげようと思います。

商品リンクを張っておきますが、2021/02/24現在非常に高価になっています。去年購入時の倍近い金額になっています。

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