Ryzen5 7600とB650マザーボードDDR5メモリを注文した話。2「セットアップ」

コンピュータ

既存のパソコンからケースと電源、グラフィックボード、M.2-SSDを流用しました。
比較的古い設計のマイクロATX用のケースで、作業性は余り良くなく、ほぼすべてのパーツを取り外す必要があります。

AM6:00ごろ最小構成で起動する状態まで組み上げ、電源を投入したところ起動しませんでした。
状況的にはCPUファンは回転していますが、ケースのファンが回っていない状況で、マザーボード上のLEDが赤色で点灯したままの状態でした。気になる点としてメモリスロットが4本に対しメモリモジュールが2本、なんとなくCPUに近いスロットからモジュールを装着していました。マザーボードのマニュアルを確認したところ、その装着場所が間違いであることに気が付きました。
メモリを正しいスロットに挿し直し電源投入してみました。しばらくすると液晶モニターにBIOS(UEFI)が表示されました。

Ryzenの7000番台はCPUにGPU機能がありますので、グラフィックボードが無い状態でも起動確認が出来て便利だと感じました。
問題なさそうなのでグラフィックボード(RTX3060)を装着しそちらでも起動を確認しました。

次にUbuntu22.04LTSをクリーンインストールし、ケースの蓋をしめ、所定の位置にパソコンを設置したのがAM9:00といった感じです。作業時間は6時間といったところでした。足りないパーツを実店舗で購入することを考えると、開店時間が11:00ぐらいですので、いいペースで組めたと思います。

パソコンのセットアップは問題ないのですが、グラフィックドライバーのバージョンが上がってしまい、それに伴うCUDA、PyTorchのバージョンアップで、使っていたソフトが動作不能となってしまいました。

Ubuntuを入れた為、ベンチマークソフトは実行していませんが、体感では結構速い感じがしました。
あとLanが2.5Ghzに対応し、M.2スロットが3つある点も良いです。USB3.2Gen2のポートがあるのでポータブル化したM.2-SSDをさらに増やすことが出来ます。また、Bluetoothが使えますがヘッドセットをつなげたところ、音声がとぎれとぎれになってちょっと使えない感じでした。マザーボードやヘッドセットの問題の可能性がありますが、多分Ubuntuのドライバーが良くない感じがします。当面は有線のヘッドセットを使うことにします。

Ryzenは8000番台があるので最新とは言えませんが、とりあえずAM5時代に突入することが出来ました。
今回組んだ構成でも十分な感じもしますが、使ってみてメモリー(16GB)とストレージ(512GB)の容量を見直して行きたいと思います。

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