メンブレンのキーボードにシリコンスプレーを塗布してみた話。

メンテナンス コンピュータ

シリコンスプレーが手元にあるのでメンブレンのキーボードに塗布してみました。
キートップを外し、接触部分に少量のシリコンスプレーを綿棒で塗るつもりでしたが、面倒なのでキートップの受けになる部分にシリコンスプレーを直接噴射しました。


シリコンスプレーをしたキーは、押し心地が少しなめらかになったような気がします。押し始めの引っ掛かりが少なくなった感じです。また、キーを押したときの音が若干小さくなった感じがします。

汎用グリスも所有しているので、そちらも同じキーボードで試してみました。


グリスを塗布したキーは、押し心地は滑らかになるのですが、シリコンスプレーと比べて粘性が高くキータッチがしっとりした感じです。こちらのキーの音はシリコンスプレーと比べ更に小さく低音になった気がします。

何も施していないキーを押すと、押し始めが若干固いですが、その後、勢い良くキーが押し込まれるのか指が底に強く当たる感覚があり、キーの音はカチカチと比較的高い音が響きます。キーを押し込み底に当たる音が大きく響いているようで、指にダメージが蓄積されそうな感じがします。

今この文章を、グリスとシリコンスプレー、何もしていいないキーが混在したキーボードで入力しています。押した感触は各指ごとに異なりますが、そのような状態でもそこそこ普通に入力できていますので、シリコンスプレーの塗布ではキーボードのキャラクターを大きく変えてしまうことはなさそうです。

どれが良いかは完全に好みの領域ですが、筆者的には塗らないよりは塗ったほうが好ましいです。シリコンスプレーとグリスの使い分けは、小指を使って押すキーはグリスをたっぷり、それ以外をシリコンスプレーを塗布するセッティングにしています。

効果がどれだけ持続するかは不明ですが、忘れたころにでも再度実施したいと思います。

以上

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