Ubuntu22.04でAUTOMATIC1111版Stable Diffusion WebUIをインストールした話

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画像生成AIのStable DiffusionをWebブラウザから実行する、WebユーザーインターフェイスAUTOMATIC1111をインストールしたいと思います。

Anacondaのインストール

サイトからスクリプトをダウンロード。
Attention Required! | Cloudflare

ファイル名:Anaconda3-2022.10-Linux-x86_64.sh
実行
bash Anacona3-2022.10-Linux-x86_64.sh

終了後ターミナルを再起動

webui用python環境の構築

conda upgrade -–all
conda clean -–packages
conda create -n webui python=3.9
conda activate webui
conda install pytorch torchvision torchaudio pytorch-cuda=11.7 -c pytorch -c nvidia
pip install tensorflow==2.8

環境に使う場合以下のコマンドを実行

conda activate webui

環境を終了する場合以下のコマンドを実行

conda deactivate

gitのインストール

sudo apt install git

AUTOMATIC1111版web UIのインストール

リポジトリからダウンロード

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git

stable-diffusion-webui/webui-user.shを編集

export COMMANDLINE_ARGS="--listen"

外部からwebuiへのアクセスを許可(待ち受け)します。

再起動

AUTOMATIC1111版web UI実行

./webui.sh

ブラウザからアクセス

http://127.0.0.1:7860

ブラウザからアクセス(外部のWindowsPC)

http://コンピュータ名.local:7860


promptに「A kitten during a nap」とセットして画像を生成してみる。

最後に

途中上手く動かない場面もありましたが、何度か再起動したところ動かすことが出来ました。

一度環境構築をしてしまえば、追加できるオプションも豊富で、筆者のように機械学習の知識が乏しい人間にも、いじる楽しさのあるソフトウェアになっています。

処理が重たく、メインPCで実行する場合、処理速度を向上させるためにGPUにお金を掛けたいところですが、処理能力を向上させても処理にPCが占有されてしまいますので、最低限の構成で専用PCを組む方法を選択しました。

後で気が付いたのですが、webui.shを実行したところ必要なパッケージをインストールしてくれているようで、anacondaでインストールしたパッケージは必要ないかもしれません。

追記
VRAMが沢山あったほうが良いのですが、近年のWindows系のOSはデスクトップのGUIで多かれ少なかれGPUとVRAMリソースを消費してしまいます。そう考えるとGUIなしでセットアップ出来るLinux系のOSで構築する方が良さそうな感じがします。

 

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