Windows版GIMP3.0で「スマート消去(Resynthesizer)」と「G’MIC-Qt」プラグインをインストール

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GIMPが3.0系になり結構時間が経過しましたので、そろそろ自分の環境のバージョンアップしたいと思います。
そうなると、自分が現行使っているフィルターやプラグインをGIMP3.0でも導入したいところです。
自作の物は操作手順の簡略化ですので無くなっても何とかなりますし、Python-Fuの物は難しいですがScript-Fuであればインターフェス部分を修正すると動作させることが出来るようです。
GIMP3.0RCでScript-Fuを試してみる。「選択範囲を別レイヤーに切り出す」
GIMP3.0用にスクリプトを直しました。選択範囲を別レイヤーに切り出す1枚の画像をパーツごとに別レイヤーに切り出し作業用のスクリプトです。2.10版GIMP3.0RCをインストールしてScript-Fuを少し試してみたので、よく使うスクリ...

他のプラグインで必要となるのは「スマート消去」です。これがWindowsのGIMP3.0で動作することができれば本格的にGIMP3.0に切り替えることが出来ます。調べたころ対応しているようなので、G’MICと合わせて導入してみました。

G’MIC-Qt

以下のフォルダに展開

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\GIMP\3.0\plug-ins

GIMPを再起動

スマート消去(Resynthesizer)

以下のページのDropboxのリンクから「Resynthesizer3.0.zip」をダウンロード
Resynthesizer for GIMP 3.0 RC2 Win64 • GIMP Chat
Source(2025/05/18) Win64 binary, You can download here

plug-insとscriptsがあるので各々以下のフォルダに展開

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\GIMP\3.0\plug-ins
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\GIMP\3.0\scripts

GIMPを再起動

使用感

G’MIC-Qtは導入しましてみまして動作確認だけ行い、結構多くのフィルターが動作するようです。
スマート消去はメニューの登録位置が異なるぐらいで2.10系と同じような振る舞いをしてくれます。
十分実用的だと思います。

ただ、GIMP3.0のパス⇒範囲選択の作業の流れで、始点となるノードをクリックするとパスが閉じてしまいちょっと面倒。操作感覚的に閉じられる場合と、そうで無い場合の違いが把握できていません。(タイミング?)

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