Pythonで作成されたシステムを動かす場合、必要となるパッケージをインストールし環境構築をする必要があります。
パッケージのバージョンが競合する場合を想定してvenvなどで仮想環境を構築し、そちらにパッケージをインストールする方法があります。
正直パッケージ競合などそうそう起こることは無いと高を括っていましたが、githubから色々なリポジトリをcloneして導入するうちに、沼にハマってしまいました。
環境構築
python -m venv venv
カレントディレクトリ下にvenvディレクトリが作成されます。基本的にこの中に仮想環境で使われるファイルが保存されるようです。
仮想環境の開始Activate
PowerShellの場合
venv/Scripts/Activate.ps1
bashの場合
source ~/git/lcvenv/bin/activate
この状態でパッケージをインストールしたりgit cloneしたり、スクリプトを実行したりします。
仮想環境の終了Deactivate
PowerShellの場合
Deactivate
bashの場合
deactivate
感想
仮想環境の構築というと大層な作業が必要と思いましたが、意外とシンプルです。
実行用のスクリプトを書く場合でも初めにactivateして終わりにdeactivagteするだけで済みますので、覚える事が少なくて大変好ましいと思います。
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