筆者は喫煙の呪縛から解き放たれて10数年が経ちました。最近のタバコ事情には疎くなってしまいしたが、私の知人のT君は現役の愛煙家です。
そんな彼は若くて収入も少ない中、少しでも税金を納め国の役に立ちたいと思い、日々喫煙活動に邁進しているそんな好青年です。
84.今、タバコ1箱いくらぐらいするの?
T君.500円ぐらいですかね。
84.それって紙巻きタバコの値段だよね。加熱式タバコも吸っていたよね。それはいくらぐらい?
T君.同じ500円ぐらいです。
84.1日1箱だとすると500円 x 30日で月に15000円ぐらい?
T君.なんだかんで月のタバコ代20000円ぐらいです。
84.けっこうな金額だよね。生活に影響あるんじゃない?
T君.そうなんですよね。加熱式タバコ一本に出来ればもう少し安く済むんですが…
84.なんで両方とも吸っているの?加熱式はやっぱり物足りない?
T君.やっぱり紙巻きタバコを吸いたいのが本音ですけど、匂いとかを考えると加熱式にしないとうるさい人間がまわりにいるんですよね。
84.加熱式の物足りないのはどの辺?味とか匂い?それともニコチン感?
T君.表現は難しいですが吸ったときの満足感が加熱式だと物足りないですね。もっとガツンとくる感じが欲しいところです。
84.で、両方とも吸っていると。
T君.そういうことです。
T君.最近新しいタバコを始めてみたんですよ。
T君.加熱式タバコなんですが、タバコは紙巻きタバコをほぐして、この機器に入れてボタンを押すと加熱されて、機器のパイプから吸い込む方式です。
T君.これ何がいいかというと、吸っているのはあくまで紙巻きタバコの葉っぱですので、吸い口は紙巻きタバコそのもの、フィルターが無い分さらにキツイぐらいインパクトがあります。初めて吸う人は確実にむせますよ。
84.へー、最近はそんなのがあるんだ。
T君.amazonでたまたま見かけたので買ってみたんです。
84.匂いとかはどんな感じ?
T君.加熱式タバコと比べても、遜色が無いくらい匂いが残りません。特に自動車の室内でもほとんど匂いが気にならないほどです。
84.煙は出るの?
T君.その辺は加熱式タバコと一緒です。副流煙でしたっけ?それはは出ません。
84. 本体の値段はそこそこするでしょう。
T君.6000円ぐらいですかね。でもこれ、一回の分量が紙巻きタバコの1/4で結構満足できますので、すぐに元が取れると思いますよ。
84. それじゃ今後はこれだけにすれば大分タバコ代も浮くね。
T君.そうですね。でもこれタバコの葉っぱを詰める作業が手間がかかるんで、お手軽さでは紙巻きタバコや加熱式タバコより劣りますね。
84.逆に葉っぱを詰めると言うことは、沢山ある紙巻タバコから好みの銘柄を選べる楽しさも、あるんじゃないかな?
T君.聞くところによると紅茶の葉っぱとかでもいけるらしいですよ。味はあんまり良くないらしいですけど。
84.禁煙目的ならそれも「あり」かも知れないね。
T君.繰り返しなりますけど、自分の好きな紙巻きタバコの銘柄を加熱式タバコに出来ることが、この商品の最大のメリットだと思うんですよ。
84.押すね。私はタバコを吸わないから勧められてもこまるけど。それじゃT君はこれでタバコの量を減らすの?
T君.いえ、タバコの量は減らしません。納税は国民の義務です。私は収入が少ないんで所得税はあまり多くは無いですが、せめてタバコ税だけでも出来るだけ納税したいと思っているですよ。
84.あっ、そう。
喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。
疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。
(詳細については、厚生労働省のホーム・ページwww.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.htmlをご参照ください)
引用元:JTのタバコパッケージより
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