はじめに
このグラフィックカードの特徴はショートサイズ(約155mm)でFanが一つだけで、かなりコンパクトです。PCI-Express x 16スロットからFanのカバーが10mmほどはみ出る程度のサイズで、マザーボードの実装ポートなどに干渉しにくい作りになっています。
スロットは2スロット占有します。マイクロATXのマザーボード(ASRock A320M-HDV)に刺した場合、PCI-Express x 16 上部の x 1が一つ空きがあり、下部のIOパネル用のコネクタなどには干渉しない配置になっています。
逆に、このマザーボードはPCI-Express x16の延長上にSATAポートがありますのでフルサイズのグラフィックカードでは配線に干渉しそうですので、ショートサイズのグラフィックカードはベストな選択だと思います。
出力ポートはDVI、HDMI、DisplayPort、の3系統で1スロット分に並んで配置されています。もう一つのスロットは廃熱用のスリットでMSIの形で穴があります。
構成
- マザーボード
- ASRock A320M-HDV
- CPU
- AMD Athlon 200ge
- メモリー
- DDR-2666 8G(4G x 2)
- ストレージ
- PLEXTOR PX-128M6G-2280
- ケース
- Thermaltake Versa H18
- 電源
- 玄人志向 KRPW-L5-400W/80+
- OS
- Windows10Home(64bitパケージ版)
消費電力
- 電源OFF
- 2W(0W)
- アイドル
- 46W(+14W)
- 負荷時(FFXV)
- 133W
()内はビデオカード無し(内蔵GPU)との比較
GPU温度
- アイドル
- 27℃
- 負荷状態
- 68℃
(室内温度22.3℃)
ベンチマークテスト
CHINEBENCH R15
- OpenGL
- 78.82fps(+44.11fps)
- CPU
- 344cb
- SingleCore
- 127cb
()内はビデオカード無し(内蔵GPU)との比較
エクスペリエンスインデックス
- プロセッサ
- 8.9
- メモリ
- 8.9
- グラフィックス
- 8.3(+0.3)
- ゲーム用グラフィック
- 9.9(0)
- プライマリハードディスク
- 8.1
3DMark06
- SCORE
- 21268(+9906)
- SM2.0
- 8875(+4419)
- HDR/SM3.0
- 11849(+7066)
- CPU
- 4224(60)
VRMark
- OrangeRoom
- 3298(+2612)
ドラゴンクエストX
- グラフィック設定
- 標準品質
- 解像度
- 1280×720
- 表示方法
- ウィンドウ
- 評価
- すごく快適(すごく快適)
- スコア
- 14838(+3646)
ファイナルファンタジーXV
- グラフィック設定
- 標準品質
- 解像度
- 1920×1080
- 表示方法
- ウィンドウ
- 評価
- やや重い(動作困難)
- スコア
- 2859(+2179)
まとめ
性能と値段的にはGeForce GTX1050Tiあたりとの比較となりますが、エントリークラスのAMD製品でCPUとGPUをそろえたい人向けの商品だと思います。
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