注)バッテリー駆動時間を延ばす方法ではありません。
ノートパソコンをACアダプタを刺したままデスクトップパソコンのように使っている場合、いざバッテリーで使おうとすると短時間でバッテリーが切れるというケースがよくあります。
購入後1年未満のノートパソコンでも発生する事例があるようです。
これは、バッテリーの残量が100%付近で放電と充電を繰り返し発生していることが原因と言われています。
最近のノートパソコンやスマートフォンなどに使われているリチウムイオンバッテリーの寿命は、バッテリーの充電放電回数で決まります。
この回数を増やす方法として、充電時には満充電にしない、放電時は完全放電にしないことです。
具体的には、充電時はバッテリー残量を80%充電にとどめ再充電はバッテリー残量が20%で再充電を行うようにすると、バッテリーの寿命が5~6割ほど伸びるといわれいます。
よいとは言われていますが、この方法が一般化していない理由としては、以下のあげられます。
・一回の充電で利用できる時間の減少。(60%程度)
・充電管理の煩雑さ。(残量が20%に低下したら充電し、80%充電したら充電をやめる)
・そもそもバッテリーでノートパソコンを使わない人が多い
ただし、過去自分が所有していたパナソニックのLet’s noteにはこの充放電を機能がありました。
生涯バッテリーライフ計算
100%-0%:バッテリー量100 * 充電回数300回 = 30,000
80%-20%:バッテリー量60 * 充電回数500回 = 30,000
大まかな計算上の寿命を迎えるまでのバッテリーの利用可能量は100%-0%でも80%-20%でも同等となります。
この充電方法は難しくはありませんが、充電状況を監視しなくてはならず、毎日の作業としては現実難しいです。
その対策として私は、こんな商品を見つけました。
使い方は簡単で、ThinkPadの場合ACアダプタを切る側にセットします。バッテリー残量が20%のThinkPadの充電時間は2時間程で80%まで充電されますので、タイマーを2時間にセットします。2時間は充電されますが、それ以降は電気が流れませんので充電が停止します。
また、スマートフォンなど用に次のような充電器もおすすめです。
こちらも、さきほどのダイヤルタイマーで適当な時間だけ充電するようにすれば、過充電を避けられます。
この商品はそのまた昔からある商品ではありますが、用途を限定して使えばある意味スマートプラグだと言えるのではないでしょうか。
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