最近Windowsでマルチプラットフォームなソフトウェアばかり使っていることに気が付き、それではWindowsを使う理由があまりないのではと思いUbuntuのデスクトップ環境を構築してみました。
導入するPCは、休眠状態の自作PCがありCPUにRyzen5 2400Gが搭載されています。Linuxを導入する場合ドライバの対応の関係でなるべく枯れたハードウェアを使うことが過去の知識として記憶しています。今時はどうなのかUbuntu19.10を導入してみました。
USBメモリでインストールメディアを作成しそちらからUEFIブートさせます。インストーラーが立ち上がってきましたので指示に従いインストールを進めます。
特別選択したオプションとしてはドライバ関係を追加で導入するを選びました。それ以外は基本次へを選びつづけます。
しばらくするとインストールが終了しましたので、再起動をします。その際インストールメディアのUSBメモリはPCから外しておきます。
起動したところパスワードの入力画面の段階で、画面上に白いドットの粒がついたり消えたりするノイズのようなものが見えます。HDMIの接触不良を疑いコネクタの抜き差しを実施しましたが、改善しませんでした。そのままログインしデスクトップ画面を立ち上げたところ症状は少なくなりました。個人的に気にならないレベルなのでとりあえず放置します。
次にブラウザを立ち上げます。UbuntuのデフォルトブラウザはFirefoxです。ブックマークやアカウントの同期を考えると普段スマートフォンで使っているGoogle Chromeにしたいところですが、デフォルトブラウザを変えるのは何かと面倒なので、特別問題がなければFirefoxを使い続けます。(Windows10ではほぼ100%Edgeの代わりにGoogle Chromeをインストールしていますが…)
ブラウザを立ち上げるとウェブサイトが表示されましたので、ネットワークの設定も自動的に実施してくれているようです。IPアドレスはDHCPだと思いますが、今のところサーバー用途で使う予定がないのでそのままにしておきます。
続いてYoutubeに移動し動画が再生されるか確認してみます。動画は再生されますが音声が聞こえません。音声出力はPCの背面のIOポートからイヤホンを接続しています。確認したところHDMIで音声出力をしているようなので、液晶ディスプレイにイヤホンを接続して確認してみますが、音が聞こえてきません。いろいろな原因があり得ますが、シンプルにボリュームを疑ってみます。そもそも液晶ディスプレイのボリュームがどこにあるかも知らないことに気が付きネットで取説を検索しボリュームをいじったところ音が聞こえるようになりました。
ものすごく簡単なテストでが、とりあえずハードウェ的に問題はなさそうです。
あとはアプリケーションをインストールすることにします。CUIではaptコマンドを使ってアプリケーションをインストールするのですが、せっかくGUIが使えるのUbuntuソフトウェアセンター を使ってインストールしました。
ペイントソフト:
GIMP
テキストエディタ:
ATOM
動画再生:
VLC
ウェブブラウザはFirefoxを使うとして、とりあえずこれだけあれば用が足りてしまいます。あとはなるべく標準でインストールされているソフトを使うようにしたいと思います。
最後にユーザー環境の設定をするわけですが、これは少しづつ進めるとして、とりあえず実施したのはホームディレクトリ内にある「ドキュメント」などの日本語のディレクトリ名をを英語化をするようにしました。GUIで使う分には日本語のほうがわかりやすいのですが、パスを入力するのに漢字変換をするのが煩わしいことと、過去にGUIが起動できなくなってCUIでを起動した際、せめてホームディレクトリ下のファイルをだけでも救出しようとしたところ、漢字変換が出来ずに目的のファイルにたどりつけないことがありました。まぁ難しい単語でもの無いので英語表記にしておくことにします。
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
とりあえず、これで使えるようになったので普段使いのPCで行けるか試して行きたいと思います。
コメント