ExcelのMATCH・INDIRECT・ADDRESS関数の使い道

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シートAに明細と合計、シートBに合計のみのワークブックがあるとします。

シートAの中身は毎月変化するとして、シートBの中身は計算式でシートAのセル(合計値)を参照しています。

通常、シートA→シートBの順番に作成する分には問題ないのですが、昨月作成したシートBを翌月使いまわしたい場合シートB(作成済み)→シートAの順番にシートを作成することに成ります。

そうなりますとシートBで参照したいシートAの合計値のセルの座標が不定となるため計算式が破綻してしまい、シートBの修正が必要となります。

そのような場合、MATCH関数でシートAから合計値がある行を検索し、ADDRESS関数で検索された行をもとにセルの座標を特定、INDIRECT関数でセルの座標から値を取得することが出来ます。

前提として

①シートAのでMATCHで検索するためラベルとして”合計”などの文字列が入力されている列が固定していること。

②”〇〇計”などの他のラベルがあっていもよいですが、同じラベルが無い(ユニーク)こと。

③”合計”ラベルから参照したい合計値のセルの相対値が固定されている(変化しない)こと。

など、結構制限事項がありますが、他の関数の組み合わせとアイディア次第で対策できるかと思います。

 

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