GIMPのPython-Fuで鉛筆で描画

GIMP コンピュータ
GIMP
「鉛筆で描画」ツールはアンチエリアスが掛からないということらしく、今書いているスクリプトに都合が良さそうなので試してみます。
3.6. 鉛筆で描画

サンプルスクリプト

GIMPのPythonコンソールで実行

# 現在のイメージを取得
image = gimp.image_list()[0]
# アクティブレイヤー
layer = image.active_layer
# ブラシサイズをセット
pdb.gimp_context_set_brush_size(1.0)
# 線を引くための始点(100,100)と終点(200,200)を配列でセット
points = [100,100,200,200]
# 鉛筆で描画
pdb.gimp_pencil(layer,len(points),points)

鉛筆で描画はpdb.gimp_pencil(layer,len(points),points)の部分で、第3引数で線の始点終点のXY座標を配列をセットしています。第2引数は第3引数の配列の要素数をセットします。サンプルでは2点を結ぶ直線を描きますが、点の数を増やすと複雑な図形を描くことが出来ます。

実行

拡大

描画された線の色を取得してみる

pdb.gimp_drawable_get_pixel(layer, 99, 99)
(3, (255, 255, 255)) # 白
pdb.gimp_drawable_get_pixel(layer, 100, 100) # 始点
(3, (0, 0, 0)) # 黒
pdb.gimp_drawable_get_pixel(layer, 200, 200) # 終点
(3, (0, 0, 0)) # 黒
pdb.gimp_drawable_get_pixel(layer, 201, 201)
(3, (255, 255, 255)) # 白

感想

アンチエイリアスがかかっていない為、拡大するとドットのギザギザが見えます。昔PCで画像の色数が今ほど使えなかった時代のCGを彷彿させます。

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