メインPCのシステムドライブに使っているSSDはIntel760pの256GBです。
Intel760pはお値段と性能のバランスが良く大変気に入っております。
最近カタログスペックを見たところ256GBと512GBで性能差があることに気が付きました。
256GB
シーケンシャルリード:最大 3210 MB/s
シーケンシャルライト:最大 1315 MB/s
ランダムリード:最大 205000 IOPS
ランダムライト:最大265000 IOPS
512GB
シーケンシャルリード:最大3230 MB/s
シーケンシャルライト:最大1625 MB/s
ランダムリード:最大340000 IOPS
ランダムライト:最大275000 IOPS
ランダムリードの最大が65%増しと結構差があります。
高速化の理屈は別として、交換してみて速度差が体感できるか気になりましたので試してみたいと思います。
計測手順
- Intel 760p 256GBが設置された状態でWindows10をクリーンインストール
- システムイメージを作成
- 起動速度及びCrystalDiskMarkを計測
- Intel 760p 512GBに交換
- システムイメージからディスクを復元後パーティション拡張
- 起動速度及びCrystalDiskMarkを計測
計測結果
CrystalDiskMark
Intel 760p 256G
Intel 760p 512GB
SeqQ32T1のWriteと4KiBQ8T8のReadの速度が向上している。
Windows10の起動速度
計測方法
電源投入~ロック画面までをスマホアプリで計測
設定
高速スタートアップ:OFF
FastBoot:OFF
Intel 760p 256GB
1回目37.10秒
2回目37.36秒
Intel 760p 512GB
1回目36.84秒
2回目36.78秒
1秒ぐらい速くなったか?ハンドストップの誤差のような気も。
結論
ベンチマークのスコアは向上しましたが速度を体感するまでには至りませんでした。
記憶容量が倍になったので使い勝手は良くなっていますし、現在(2019/9/2)amazonでの取扱価格は256GBが6150円、512GBで12198円で容量当たりの単価も512GBの方が良くベンチマークのスコアを含め総合的に512GBの方がお得感があります。ちなみに512GBと1TBのカタログスペックは同じでした。
コメント