DeskMeet B660にLGA1700 CPUの反り防止フレームを取り付けた話

コンピュータ

メインPCのCPUはRyzen5 5600Xなのですが、同じTDP65WのRyzen5 7600が発売されましたので検討をしたいところです。価格を見ると5600Xと比べて1万円以上高く、先行して販売されているTDPが105WのRyzen5 7600Xとそれほど変わらない価格だったりします。また、AM5対応のマザーボードでお手頃価格の商品が見つけられない点と、DDR5規格のメモリーを手配する必要もあるので、ある程度まとまった予算を確保できる状況で無いと手が出ない感じです。気が付くと所有するPCの各パーツが次第に高額の物にシフトしてきています。昔は各パーツを1万円前後ぐらいの予算感でしたが、そのぐらいの金額ですと今日日はCPUやGPUの購入はかなり難しい状況になってきています。

ということで、お安いパーツで既存のPCをいじりたいと思います。
DeskMeet B660のソケットはLGA1700なのですが、マザーボードの留め金の圧力でCPUが反る問題が発生しているようです。対策用のパーツが販売されていたの入手し取り付けてみました。


フレームを取り付けることでCPUクーラーに干渉するかもしれないと思いましたが、そのようなことも無く無事取り付けることが出来ました。フレームを取り付けた状態でCPUのヒートスプレッダがフレームより若干高いので、フレームにCPUクーラーが接触しないクリアランスが確保されているようです。

取り付けは、付属の工具でマザーボード上のCPU取り付け金具を外します。

次に購入したフレームとバックプレートでマザーボードを挟み込むようにしてねじ止めしますので、マザーボードの裏側にアクセスする必要があります。DeskMeetは比較的軽く小さく取り回しが良いので、比較的簡単に取り付けることが出来ましたが、一般的なATXサイズのマザーボードとPCケースの場合、マザーボードをケースから取り外す必要がありそうです。

フレームを使いCPUを4点のねじ止めしているので、圧力が分散されてCPUが反ることは無さそうです。
ただCPU交換をする場合フレームを取り外しが必須ですので、結構面倒な作業になることが予想されます。あと、自分は問題ないので気にしていませんでしたが、マザーボードのCPU取り付け金具を外したことによりメーカー保証が受けられない可能性が高いです。Ryzen7000系ヒートスプレッダの凸凹を埋めるフレームが販売されていたりもしますので、この類の商品が流行っているのかもしれません。

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