Windows10でエクスプローラーの「送る」にアプリを追加する方法

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エクスプローラーでファイルを選択した状態で右クリック(Windows11の場合Shift+右クリック)すると表示されるメニューの項目に「送る」があります。
こちらに表示されるアプリーケーションは特殊なフォルダ内に保存されているショートカットファイルです。そのフォルダに表示したいアプリケーションのショートカットを保存することで、メニューに表示されるアプリケーションを増やすことが出来ます。

但しアプリケーションソフトがファイルを引数に起動するタイプのアプリケーションに限られます。コマンドライン等で事前に起動確認をお勧めします。

SendToフォルダを開く

送るのショートカットを保存するフォルダを開く方法です。

  1. 「Win+R」を押し「ファイル名を指定して実行」を表示
  2. テキストボックスにshell:sendtoと入力し「OK」ボタンを押します。
  3. エクスプローラーでSendToフォルダが開かれます。

ショートカットの例

PowerShellスクリプトを実行するショートカットの例


リンク先の内容

"C:\Program Files\PowerShell\7\pwsh.exe" -WindowStyle Hidden -Nologo -NoProfile -File "H:\ps1\EditFileComment.ps1"
C:\Program Files\PowerShell\7\pwsh.exe
powershell7の実行ファイルのパス
-WindowStyle Hidden
ウィンドウを表示しない
-Nologo
起動時のロゴを表示しない
-NoProfile
プロファイルを読み込まない。($profileを実行しない)
-File “H:\ps1\EditFileComment.ps1”
実行するスクリプトファイルのパス

GUIアプリケーションのショートカットの例


リンク先は実行ファイルのパスです。
作業フォルダーは実行時のカレントディレクトリを指定しますが、基本的に実行ファイルが保存されたフォルダのパスがセットされます。

CUIアプリケーションのショートカットの例


GUIアプリケーションと同じです。

登録出来るアプリケーション

最初にも書きましたがアプリケーションがファイルを引数に取るタイプのアプリケーションのみ登録することが出来ます。
(そうで無い場合登録してアプリケーションは起動しますがファイルが開かれた状態にならないと思われます。)

ショートカットのリンク先で記述した内容の後に「送る」で渡されるファイル又はフォルダのフルパスが記述された内容をコマンドラインでを実行して起動するのであれば登録出来ると思いますので、PowerShellやコマンドラインなどで試すことをお勧めします。

おすすめアプリケーション

Notpad.exe
Windows標準のテキストエディタ。中身がテキストファイルだがテキストエディタに関連付けされていないファイルを開きたい場合に使えます。Notepad.exeで無くともテキストエデッタであれば良いですが出来れば軽量なエディタが好ましい。
Stirling.exe
バイナリエディタ(フリーウェアソフト)。拡張子が不明なファイルなのヘッダなどの閲覧。
OptiPing.exe
PNGファイルの最適化(フリーウェアソフト)。PNGファイルが最適化されることでファイルサイズの縮小が期待できます。
フォルダ
任意フォルダのショートカットへ「送る」ことでファイルそのフォルダへコピーすることが出来ます。

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