WSLでUbuntuをインストールしてGIMPなどのGUIアプリケーションを使っています。
ホスト側であるWindowsにGIMPをインストールして使ったほうが、ネイティブなので動作が速そうなのですが、GIMPに関していえばWSLのUbuntuの方が動作が良い感じがします。特に範囲選択し別レイヤーに切り出したり、範囲選択を反転させたりする処理などは、Ubuntuだと一瞬で動作するのでサクサク作業を進めることが出来ますが、Windowsの場合キー操作の後一呼吸おいて、動作完了を待つ必要があります。
ただ良いことばかりではなく、メニューの文字が小さかったり、日本語入力が出来なかったりと、使い勝手の悪い部分があります。パフォーマンス的にはホスト側のドライブに有る画像ファイルを読み込む場合、体感できるほど読み込みに待ちを感じます。
書き込みはそうでもないので少し不思議な感じがしますが、マウントしたホストドライブへのアクセスは遅いらしいです。
調べたところ、対策をされている方がいらっしゃいました。
SSHFSで高速化する方法が紹介されていました。
WSL2とWindowsのファイルのやり取りを500MB/sまで高速化した - ぼうびろく
概要 WSL2でホスト側のディスクへのアクセス速度が遅いので、SSHFSを使用することで読み取りが5MB/s->50MB/sに改善した。 追記: エクスプローラから、WSLに直接アクセスすることで500MB/sまで改善できた。 現状 WSL...
SSHFSで高速化する方法が紹介されていました。
自分の場合、ローカルストレージからファイルサーバーに作業スペースを移動しそちらで作業するスタイルに変更することにしました。試してみると読み込みは確実に速くなっています、反面書き込みが若干遅くなった感じがしますが、個人的には許容範囲といった感じです。
とりあえず当面このセッティングで使ってみたいと思います。
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