車検費用を積立投信で貯める話

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将来必要になるお金を貯めると言うと各種年金関の売り文句ですが、ナンバー付き自動車を所有している方は、数年ごと車検費用が発生します。

車輛を手放す予定が無い限り、ほぼ確実に発生する費用ですが、私も車検を2年ぶりに受けることになり、自動車ディーラーに車検費用の見積もりをお願いしました。

購入から7年が経過した割に走行距離も短く、特別大きな修理や部品交換も必要が無かったので各種税金や消耗品の交換費用で10万円ちょっとでした。概ね想定通りの金額ですが10万円を一括で出費するにはちょっと大きな金額になります。

2年毎に10万円というとハイスペックなスマホを2年縛りで購入?する状況に似ています。スマホの場合月々一定額の金利負担なしの分割払いが一般的なわけですが。車検費用の場合分割払いするという考えは私の中には無いです。とはいえ一括払いするには大きな金額ですので、今回は支払を何とかするとして、次回2年後の車検に向けてお金を貯めたいと思います。

今回の車検費用は10万円でしたが、年数に応じて費用が増加すると思われるので次年度迄に12万円ほど貯めたいと思います。2年ということは24ヵ月で12万円を貯める計算になり月額5千円ほど積み立てる計算になります。

それでは、どの投資信託を購入するか銘柄選択をしたいと思います。

投資先として有望な銘柄を選ぶべきですが、車検費用とい事で自動車関連の銘柄を選びたいと思います。

SBI証券のWebサイトの投信カテゴリから、検索条件を国内株式で「自動車」をキーワードに検索したところ、3件程該当しました。
どの銘柄も「積立」「NISA」に対応しているので、この中から選ぶことにします。

①三井住友DS-トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド

②三井住友DS-新世代自動車株式ファンド (愛称:自動車革命)

③ピクテ-iTrust エコイノベーション (愛称:EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象)

①は、自家用車はトヨタ車では無いので却下します。

②運用方針をざっと見ると、新世代の自動車に関連する成長が期待される会社に投資するようですが、次世代技術や構造変化に着目とありますが、何が将来有望なのか自分の中で目星がついていないので、このテーマに投資するにはちょっとためらいを感じます。

③は、電気自動車が検索ワードで引っかかったようです。基本的に環境がテーマの銘柄の様ですので、これが良さそうです。

とまぁ運用実績も調べずに銘柄選択をしてしまいます。

買付手数料や解約手数料は無いようですが、
信託報酬 (税込)/年1.463%で信託財産留保額0.3%ほどです。

信託報酬はインデックスファンドと比べると、物にもよりますが10倍ぐらいになります。きっとそれに見合ったパフォーマンスがあるのでしょう。期待したいところです。

とまぁ何とも不真面目な銘柄選択をしたわけですが、車検費用を積み立てを目的とした場合まずインデックスファンドを選ぶことをお勧めします。何といってもしたく信託報酬がお安い。アクティブ系のファンドがインデックス系のファンドのパフォーマンスを下回ることもざらにありますし、リターンが信託報酬を下回るとせっかくの積立額が目減りしていきます。

銘柄選択に相当の自信が無い場合はインデックスにしておいた方が良いと思います。

では今回の銘柄選択に自信があるかというと、それは全くなく、インデックスファンドは別で積み立てをしているので、同じインデックスが被るとポートフォリオの管理がしずらいので投資とはかけ離れた理由で選んでいます。

とりあえず、2年後の車検に向けて仕込みが出来ましたので、運用成績がよく早めに12万円が貯まることを願って積立額を定期的に確認していきたいと思います。

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