今時のCeleronでメモリ4GBでHDDでWin10なノートパソコンが手元にきた話。

コンピュータ

Windows7からWindows10へのリプレースということで私の意志とは関係なく強制的に入れ替得られました。
CPUは2コア4スレッドIntel i3-3120M(2.5GHz)からCeleron 3950U(2.2GHz)2コア2スレッドへの変更です。メモリは元は4GBを8GBにアップグレードした状態で使っていましたが、今回の入れ替えで4GBに戻ります。
OSはWindows10Proの64bit版です。ストレージがHDDなのは変更なしです。
世代の差はありますが、性能を表す数字が小さくなっています。

このパソコンは事務処理がメインで使うアプリケーションはMS Access、Excel、Webブラウザなどです。
遅くなったと体感できる場面はアプリケーションの起動がもたつきます。アプリケーションの起動中に描画途中の白いウィンドウが視認できるぐらいです。
特にGoogle Chromeの起動はダブルクリックからChromeが表示されるまで、たっぷりとデスクトップを眺めるはめになります。

しかし、アプリケーションは起動してしまえば、以前のパソコンと違いを感じることはありません。

利用しているアプリケーションが、CPU負荷が高くなくメモリも大量に使うわけではないので、このスペックのPCでも問題なく動作してくれます。

そういったネガティブな部分もありますが、まぁ我慢の範疇で、ハイスペックPCに置き換えたとしても、目覚ましい生産性が向上が望めるとは思えません。

ビジネス系アプリケーションを使うパソコン環境で、私が最も重要だと思うのは、ネットの速度、特に応答速度が重要だと思います。
システム全体のパフォーマンスは一番遅い部分に引っ張られるという、ボトルネックの考え方から言っても、ネットの通信速度が一番遅い部類になります。

とは言えすべてが最速最適な環境を求めるのはあまり現実的ではないので、今ある道具、今ある環境で少しでも生産性の向上とストレスの削減を図りたいところです。

今回の導入したPCであればHDDをSSDにメモリを+4GB増設ぐらいすると確実に性能向上が体感できるといえます。が、交換や増設に見合うリターンが見込めるかというとなかなか難しいと思います。
さんざんパーツ交換をしてきた自分が言うのも何なんですが、コストパフォーマンス的に考えればパソコンは購入したまま使うのが一番安上がりです。

逆に良くなった点は、OSの起動時間で電源投入からデスクトップが表示されるまでの時間が早くなっています。
使い込まれたWindows7と単純に比較はできないですが、各種高速起動技術のたまものなのかその辺はだいぶよい感じです。

あと、自分の仕事が遅いのはPCのせいにすることができます。まぁそんなことを言っても誰の得にもなりませんが。

とりあえず自分なりに遅いPCとの付き合い方して、「アプリケーションの起動が遅いのであれば、アプリケーションを終了させなければよい。」
というスマホやタブレット的な使い方をしようと思います。
PCの終了は基本スリープで、たまには再起動をしてあげればそれなりに使えるのではないかと思います。
ノートパソコンにはバッテリがあるので、少々の停電があっても問題ないのもスリープ運用向きです。

今年は個人購入したIdeaPadをはじめエントリーモデルのノートパソコンと縁があるようです。パソコンの処理能力に合わせてゆったりとした使い方をしていきたいと思います。

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