文章上でダブルクリックすると単語が選択されます。比較的多くのアプリケーションで、この機能は使えますが、単語として認識される条件はアプリケーションで異なるようです。
この辺りの癖をつかんでおくと、何かと便利だったりします確認してみたいと思います。
GoolgeChrome
Chromeで以下の文章ダブルクリックしてみます。
まず”貼る”の部分でダブルクリックすると、貼るが選択されます。
次に”ヒートシンク”上でダブルクリックするとヒートシンクが選択されました。
同じく”ヒートシンク”上で3回クリックすると、1段落分の文章が選択されました。この3回クリックで行末まで選択される機能は比較的どのアプリケーションでも共通する振る舞いです。
Visual Studio Code(VSCode)
PowerShellを開いてみます。
日本語で書かれたコメント部分をダブルクリックしたところ行末迄選択されました。日本語を単語単位で認識していない模様です。スペースや改行が区切り文字として認識されているようです。
変数の”$psExePath”をダブルクリックすると”psExePath”が選択されます。$などの記号は区切り文字として認識されているようです。
3回クリックはVSCodeでも行末迄選択されました。
Windows10のメモ帳
メモ帳の文章を開いてみます。
“Windows10″をダブルクリックするとWindows10を選択します。
しかし、”標準”でダブルクリックしても標の字のみ選択されます。日本語の単語を解釈していないように見受けられます。
また、メモ帳では3回クリックには反応してくれませんでした。
感想
何気に使っていたダブルクリックの単語選択ですが、アプリケーションによって結構振る舞いが違うことが確認できました。個人的にはIMEの単語辞書を使って、きっちり日本語の単語に対応してくれたらいいな、と思いました。
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