中が見えるPCケースThermaltake Versa H18を所有していますが、ひかり物が乏しいので光る電動FANを購入してみました。
ENERMAXの電動FANを購入しました。冷却性能は良く分かりませんが、お値段の割に静かで個人的にお気に入りの電動FANのブランドです。
PCケース内部を派手に光らせる目的ではありますが、残念ながらLED制御機能があるマザーボードではない為、単色で光る電動FANとしました。ケース内部は水冷のラジエータを設置可能な程スペースがありますので取付の自由度は高いですが、そもそも安価なパーツで構成したパソコンですので、電動fanもそれに見合った物を基準に選びました。
Versa H18は、フロントに14cmFANが2つ天板に14cmFANが1つ、背面に12cmFANが1つ設置可能ですので全てに設置したいと思います。
また、せっかくですのでリテールのCPUクーラーもENERMAXのCPUクーラーに交換しました。
前面FAN吸気で背面FAN排気で設置しました。天板のFANは吸気にするか排気にするか迷いましたが、ケース内を正圧にすると埃がたまりにくいとの事でしたので吸気で設置しました。
回転数の調整
この電動fanはPWMで回転制御ができます。現在のパソコンの構成では負荷をかけてもそれほどCPU温度が上がりませんので、デフォルトの設定の場合常時低回転となります。せっかくですので、CPU温度が40度で80%の回転数になるよう設定をして、回転音でCPUの負荷状況を確認出来るようにしました。
ケースFANは電源を分岐させている関係でPWM制御が出来ませんでしたので、回転音がしない程度に回転数を絞りました。
温度
暗所での視認性を高めるための照明を追加したわけですが、副次的な効果としてパソコンの冷却性能が向上していると思われますので、取付前と取付後の温度差を調べてみました。
変更前
アイドル:31℃
負荷状態:47℃
(室内温度26度で計測)
変更後
アイドル:29℃
負荷状態:40℃
(室内温度26度で計測)
そもそもTDP5xWで発熱をあまりしないCPUですので、変化が無いかと思いましたが意外と効果がありました。このCPUでは冷却性能の向上で処理能力の向上につながるブースト機能が無いので少し残念ですが、電子機器の温度が下がると寿命が伸びますので今回の電動fanの増設は個人的には満足しています。
初めてPCケースの内部をLEDで光らせてみましたが、単色でしたので機会があればLED制御機能が出来るマザーボードで挑戦してみたいと思います。
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