いつもシステムストレージの容量不足に悩まされていますが、逆にこの容量でWindows10が収まっていることがおどろきです。
とはいえ、このままではWindowsのアップデートすらままならなくなりそうですので、対策を施したいと思います。
Windows10のファイルフォーマットであるNTFSにはファイルの圧縮機能があり、圧縮されたファイルは展開作業を意識することなく通常ファイルと同様に取り扱うことができます。
今回その圧縮機能のオプションでシステムの全てのファイルを圧縮する「CompactOS」を試してみたいと思います。
システム全てのファイルを圧縮しますので相当な処理時間がかかると思われますのでコマンド実行ご一晩放置しました。
手順
- [Win]+[X]
 - コマンドプロンプト管理者(A)を選択
 compact /CompactOS:alwaysを入力しエンター
実行したPC
- 機種名
 - ASUS EeeBook X205TA
 - CPU
 - Intel Atom Z3735F
 - メモリ
 - DDR3L-1333 2GByte
 - ストレージ
 - eMMC 32GByte
 
ストレージ(eMMC)の空き容量
- CompatOS前
 - 12.1GByte
 - CompactOS後
 - 14.2GByte
 
起動時間
- CompatOS前
 - 51秒
 - CompactOS後
 - 46秒
 
圧縮することで読み込むファイルのサイズは小さくなるので、読み込みに掛かる時間が短縮されたと考えられます。
反面、圧縮されたデータを展開する時間が必要となりますので、ストレージのeMMCが遅い為このような結果となったと思われます。
高速なSSDの場合ファイルサイズの縮小による読み取り時間の短縮より、圧縮データの展開のコストが高くついて遅くなると思われます。試してみたい気もしますが…
反面、圧縮されたデータを展開する時間が必要となりますので、ストレージのeMMCが遅い為このような結果となったと思われます。
高速なSSDの場合ファイルサイズの縮小による読み取り時間の短縮より、圧縮データの展開のコストが高くついて遅くなると思われます。試してみたい気もしますが…
感想
圧縮することで空き容量を得られる訳ですが、その分読み込み書き込み時にCPUの処理能力を必要とされます。
そもそも能力的に高いパソコンでは無いので、さらに動作が遅くなったとしても操作不能にならない限りは、それなりに我慢できるのではと思いこの設定を施してみました。
私が鈍いだけかもしれませんが操作感は以前と違いが体感できませんでした。使い込んでいくとこの色々見えてくる物もあるかも知れませんが今のところ大変満足しております。
  
  
  
  

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